本当の桜花の美しさは散り際にある
還暦をすぎる歳頃になるまで、桜の見頃は七部~九分咲き当たりが最高だと思っていた。たぶん、多くの人たちもそう思っていることだろうと思う。
で、今年の桜は例年に増して早咲だった。北関東のこの街でも、春の彼岸中日頃にはほぼ七分先だった。もう昔のように「入学式の桜」などと言われることは無くなってゆくのかもしれない。
そんな早咲になる関東の桜だけど、それを長く楽しむコツを見つけた。
それは、『散り際の桜を愛でる』ことです。
満開の桜は、それは美しい。でもね、散り際の桜は、地面もそして水際も、そして風に舞う空中でも美しさを感じられる。写真は、2023年の3月下旬の我が街の桜花たちです。
2020年、2021年と感染症パンデミックで世の中がせわしなく、自然の姿さえ注目する色を失っていましたから、ようやくそれの出口が見えてきた2023年の春景色は、それは、もう、輝いて見えました。
ありがとう、2023年の桜花たち、、、ありがとうね。
<ここです・Map!>助戸新山・千歳橋
https://goo.gl/maps/FCZh3f5ypsb28MtF6