両崖山(足利城)のひざもとにある学び舎
中世の足利氏の荘園支配が薄れると戦国時代にかけてこの足利地域を支配する権力者が城(砦)を築いたのが、両崖山です。この山塊の南端は織姫神社のある機神山ですが、そこ辺りは古墳群が連なります。つまりは、この山塊はこのまちの権力者が目をつけた地域の一等地なのですね。
そんな両崖山の見晴台から眺めると眼下に、土の校庭を持つ2つの学校が見えます。
県立足利高等学校と足利私立第二中学校です。
足利高等学校は母校で、男子校だったのですが2022年に足利女子高校と併合されて新生し男女共学の足利高等学校になりました。
2024年9月に新校舎が足利女子高校と足利市民会館の跡地に完成するまでは、仮校舎として両崖山ふもとの旧足利高校にて、男女共学の学校生活が続けられます。男子高OBとしては何か不思議な気分がします。