足利の伝説,  足利の歴史遺跡

地域の伝説に生きる”手伝い地蔵”

足利市の北郷地区にもまちの伝説がいくつも伝わっています。その中にある「持寶院の手伝い地蔵」があります。

その昔、この辺がほとんど田んぼばかりで農家が日々忙しく農作業をしていた時に、親の目からすり抜けて里川に落ちそうになった幼子を助けてくれたとか、農作業を誰とも知らぬ小僧さんが手伝ってくれたとか・・・。まんが日本昔話しに出てくる『手伝い地蔵』そのままのような伝説です。
日本あちこちにある”地蔵信仰”がその根幹にあるのでしょうね。

さて、こちらの「手伝い地蔵」さんは、等身大ほどあり、見事な金色に輝いています。近年に衣替えなさったのかな? 赤いお堂の中にいつも優しい表情でお立ちになっています。

この寺は、醫王山・持寶院といいます。足利市大月町の低山のふもとにあります。小さめな本堂ですがキレイに整備されていて本尊壇や天井の宝飾も気持ちよく輝いています。


ここです・Map!>持宝院(手伝い地蔵尊)
https://goo.gl/maps/MMvLoaPXHwAWYCLs9